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読書

竹之内教博著「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」を読んで

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2023-10-23 最終更新

YouTube番組「令和の虎」でおなじみ(だった)、竹之内社長がりらくるを創業して270億円でバイアウトするまで、どのように考えどのように行動していたか。
大きな事業でも小さな事業でも、事業を営む上で、またはこの競争社会の中で、周りとどのように差別化を図り、生き残るかのヒントがたくさん詰まっている本だと思いました。

この本の出版の後、竹之内社長自身は炎上騒動などいろいろと話題問題になりましたが、それとこの本は関係ないですし、経営や事業展開についてその考え方や戦略を多く学べる内容だったのでここでシェアしようと思います。

インスタグラムで読書アカウント(@aster.books)もはじめましたので、よければこちらもフォローしてくださいまし。画像でなるべく簡潔にまとめていますのでm(_ _)m

成功しているものを真似ること。

竹之内社長はりらくるを創業する時に、当時じぶんが通っていたマッサージ店がとても繁盛していたのでマッサージ店で事業展開することを決めました。
なにかを始めるときに、自分の独自の感覚や発想を頼りにスタートするとほとんど失敗します。
他でまだ誰もやっていないからいける!と考えてやるのは博打でしかありません。
なにか事業を始めるときは、すでに流行っているもの、人気のあるもの、繁盛しているものをとことん研究、分析し尽くして、自分にもそれを再現できると思えば、とことんそれを真似ることが大事だということが分かります。

ちなみにこれってSNSやショート動画もまったく同じですよね。
すでにバズっているフォーマット、需要のあるテーマ選定。
人気アカウントを研究し尽くしてとにかく真似ることが大事です。

独創的なアイデアNGで

ポジションが振る舞いを作るのではなく、振る舞いがポジションを作る。

・バイトなら店長のように考える・行動する。
・(美容師)アシスタントならスタイリストのように考える・行動する。
・社員なら経営者のように考える・行動する。

これは竹之内社長が美容師時代に培った考え方ですが、これは周囲と差をつけ、出世していく上で非常に重要な考え方です。
ともすれば同僚や先輩から生意気に映ることもありますが、もっと上のポジションの人間にとってはとてもありがたい存在になります。

またこれが出来ていれば、次のポジションに進んだ時に臆することなくすぐにそのポジションで結果をだせます。

常に現状より一段上の自分という感覚を備える

事業を最速で拡張していくのに必要なこと。

りらくるを創業してからわずか7年で直営600店舗にし270億円でバイトアウトするという超スピードの事業展開は一体どのように考えてどんなやり方で進めていったのかが具体的に語られています。
超速で事業を展開する時に、人を育てて~と悠長なことはやっていられません。
俗人的なやり方では絶対に無理なので、とにかく仕組化・マニュアル化を徹底することで”人(スタッフ)の成長”が必要ない状態を作ることに、竹之内社長がこだわっていたことが分かります。

とにかく仕組化・マニュアル化!

竹之内教博さんはこんなひと

竹之内教博(たけのうちゆきひろ)
りらくる創業者

1977年生まれ、大阪府出身。
りらくる創業者、株式会社T’sインベストメント会長。
高校卒業後、大学を4ヶ月で中退し、大阪堺市の美容室で勤務。
美容師からヘアカラー講師、5店舗の統括ディレクター、数十社に及ぶ美容室のコンサルティングを経験。
自身がよくリラクゼーションサロンを利用していたことをきっかけに、2009年、31歳の時に『りらく(現りらくる)』をオープン。
わずか7年で全国直営600店舗規模にまで拡大し、2度にわたって英大手投資ファンドに90%の株を約270億円で売却。
現在は、店舗経営のノウハウを活かし、タピオカ、コッペパン、高級食パンなどの飲食店経営、店舗マニュアルをクラウド上で管理ができるIT・通信関連事業、室内遊園地の運営、化粧品・健康食品のEC販売事業。
M&A・事業承継事業、有料職業紹介事業、大阪ミナミのクラブ運営など10以上ものビジネスを立ち上げ、さらに20以上の企業に投資し、快進撃を続けている。

 

目次をシェア!(大見出しのみ)

第1章 はじめまして、竹之内教博です。

第2章 「りらくる」快進撃のすべてをお話しします。

第3章 夜明け前~「りらくる」創業前

第4章 いよいよ本番!「りらくる」売却後

第5章 竹之内塾、開校

 

【出典】竹之内教博著「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」

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投稿者プロフィール

原田一真
原田一真
Webデザイナー / ディレクター / コーダー(マークアップエンジニア)
アスタワークス代表の原田です。
あなたのお仕事の役に立てれば幸いです。

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