
こんにちは、アスタワークス原田です。
今回はインスタリールが伸びないとお悩みの方向けに、これまでの私のインスタ運用に関する体験・知見から、インスタリールが伸びない時によくしてしまっている勘違い2選(+インスタフォロワーが伸びない時の勘違い2選)をまとめてみました。
【勘違い①】誰もやっていない構成で勝負しようとする
ほぼ爆死します。
これで伸ばせる人は天才です。
ショート動画系(インスタリール・youtubeショート・TikTok)の鉄則は、
”バズってる動画をパクれ”です。
いまリールを本当にまったく伸ばせていない場合、独自のアイデア、センスで動画を作ったり、他アカウントとの差別化を図ったりするのをまずは一旦やめましょう。
ネタの切り口(見せ方捉え方)からはじまり、タイトルの大きさ、入れるタイミング、使用するフォント。
セリフの有り無しから、しゃべりの速度、声のアクセントの付け方、声色、入れどころ。
シナリオの構成、まとめかた。どうやって最後締めているか。
などなど、
まずこだわるべきはどう差別化を図るかではなく、どこまでパクれるかです。
うまくインスタリールで再生数を伸ばしている大半のアカウントは、基本、他のアカウントをパクっています。(バズるフォーマットにも当然、かならず最初のひとりは存在しますが、それになるのはあきらめてください。無理です)
ネタがあなた自身の体験や考察・意見を基にしたものであれば、それは完全なパクリにはなりませんので安心してください。
とにかくうまくいっているアカウントを研究して最初は全部真似るくらいの勢いでやってみてください。オリジナリティーはそこからちょっとずつ足したり引いたりして味付け程度でやってください。
またこれは、後述する”ジャンル認定”についても深く関りがあります。
「自分にはセンスが無い」と口にする人ほど、なぜか自己流でやりがち
競合や参考になるアカウントがまるで無いジャンルの場合は、、
まず、そもそもインスタで勝負できるか?という分析は必要ですが、ターゲットユーザーが潜在的に数多くいそうではあると仮設的にでも踏めた時、または分からないが先駆者として道を切り開いていくときに考えなくてはいけないのは、あなたが伝えたいこと知ってほしい事をどう受け取らせるか、つまりネタの切り口・見せ方をどうするか、ということです。
あなたの投稿を流し見するユーザーの目に止めるため、あるいはあなたのアカウント・発信を選んでもらうためには、”スピン”が必要です。
スピンとはもともと米国から来たマーケティング言葉ですが、ペン1本をそのまま見せても”細い棒”にしか見えないけど、高速回転させれば”丸い円盤”のように見せることもできるという意味です。
誇大表現をしろとか、嘘をつけという話ではなく、よいお手本となる投稿フォーマットがどんなに探しても見つからない場合は、あなたが伝えたいモノ・コトをユーザーに興味を持ってもらえる形で見せるにはどうすればいいか?という視点で投稿の見せかたを考えようということです。
※私が見る限り、各ジャンルの人気の投稿、アカウントの先駆者たちは基本的にこれが(当たり前のように)出来ています。
【勘違い②】音源はあまり意味が無いと思っている
流行っているからといって投稿件数の多い音源を、脳死で使うのは確かにあまり意味がありません。
同じ音源で作ったリールで選り分けられたおすすめや発見がありますが、動画と合っていなかったり、その音源を使って流行っている一律の”型”から外れてしまっている場合、たとえそこに運よく掲載されてインプレッションが伸びても、「なんだこれ、視たいタイプの動画じゃないわ」とスルーされまくってインスタから評価を下げられてしまうためです。
しかし、良いリールというのは動画と親和性の高い雰囲気やテンポの音源をしっかり厳選していますし、場面の切り替えや、動きに合わせて小気味のいい音の”ハメ”方をしているものです。
それはまちがいなく、閲覧ユーザーの感情に訴えかけて、いいねやフォロー、保存といったエンゲージメントを獲得するために不可欠なプラスアルファとなります。
音源はめちゃ大事です。
「この音源だったらこのフォーマット!」と、閲覧ユーザーが認知している音源も多くあるよ
【勘違い③】ハッシュタグは投稿に関連するワードを出来るだけ多く付ける
ハッシュタグ検索が有効な時代は終わりました。
以前はハッシュタグは関連性のあるものを厳選して20個付けましょうとか、30個以内にしましょう、とか、10個以内に絞りましょうとか。
もうこういう話ではなくなっています。
通常のフィード投稿、インスタリール問わず、ハッシュタグの役割というのは現在、インスタ側の”ジャンル認定”のためにしかほぼ機能していないと認識してください。
まず、投稿するネタのテーマ・専門性をしっかり絞り、それに応じたハッシュタグを数個、毎回付けることでインスタに「私の投稿・アカウントはこういうジャンルです」と認識させるために付けるものとお考えください。
キャプション内の文字もジャンル認定に使われているっぽいので、ハッシュタグ0個でも、もしかするとあんまり変わらないかもしれません。(一応何個か付けときましょう。無難に)
そのくらい”ハッシュタグを何個付けるか”には現在意味がなくなっています。
(インスタのハッシュタグの時系列検索が復活すればまた変わるでしょうが、いまのところその気配はないですね。)
わたしはこういうものです。と、投稿でインスタに分からせる
【勘違い④】ストーリーズは力をいれなくてもいい
「ストーリーズは新規投稿をお知らせするためくらいにしかに使ってません」という人いませんか?
これは、ものすごく時代遅れと言われてしまいます。
現在のインスタはタイムラインではおすすめと広告ばかりでろくにフォローしているアカウントの投稿が出てきません。
このためインスタ自体から離れてしまうユーザーは多くなっていますし、残っていてもストーリーズしか見ていませんというユーザーが増えています。
フォロワーもとい、あなたの発信にファンを付けていくためにはストーリーズの攻略も必要不可欠となっています。
ストーリーズでフォロワーをファン化し、ファンとしてあなたの投稿を見てくれる、シェアしてくれる、こういった流れを作る必要があります。
投稿とは違った切り口でアカウントの魅力を伝えていくサブチャンネル的な使い方であったり、フォロワーとDMやアンケート、紹介のしあいなどストーリーズの機能を活かした相互コミュニケーションで一方的な発信よりも一歩踏み込んだ接触を重ねていったり、投稿だけでは伝えきれない補足やフォロワー特典(基本的に”ストーリーズを見る=フォロワー”のため、ストーリーズを見たいがためにフォローするというユーザーを増やす)のような投稿を考えてみたり。。。
現在もフォロワーを伸ばしているアカウントの多くがストーリーズを、天然で、あるいは意図的に戦略性を持って有効活用しています。
数年前と比べて初心アカウントが成り上がるハードルが非常に高くなっているのは、基本的には機能や仕様的なことではなく、こういったアカウント自体の戦略構築の必要性や、情報が多く出回っていることによる、ライバルアカウントの投稿のレベルが常に上がっていっていることに起因しています。
以前よりもさらに片手間でやって伸びるようなものではなくなっていってる代物であるため、安易にSNS活用で集客アップ!と勧められなくなっているのが正直なところではあります。(※とはいえやっていたほうが有利である場合が多いため大変ですね。( ˊᵕˋ ; ))
いかがでしたでしょうか?
あなたのリール投稿が伸びないのは、インスタグラム側に”そのジャンルの中でこの投稿は多くのユーザーに見せるに値しない”と思われていること。
そしてインスタのフォロワーが伸びないのは、ユーザーにあなたの次の投稿も見たいと思わせることができていないことが原因です。
今回はインスタリールが伸びないとお悩みの方向けに、これまでの私のインスタ運用に関する知見から、インスタリールが伸びない時によくしてしまっている勘違い2選(+インスタフォロワーが伸びない時の勘違い2選)をまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます!