
Webサイトの検索上位表示を目指すSEO対策。
時代と共にGoogleで検索結果の上位に表示させるために大切なポイントは変わります。
一昔前だったら有効とされていたサイトの作り方、記事の書き方が今では全然通用しなかったり、むしろマイナスに働いてしまうことも多かったりします。
今回は2022年現在、検索順位をあげるために必要な要素であると考えられていることを紹介します。
①ドメインパワー
検索エンジンからサイトがどれほど信頼されているかを表すものです。
ドメインパワーが強い。つまり、検索エンジンから信頼されているサイトほどSEOに有利となります。
この信頼については、信頼度の高い他サイトからの被リンク数や運用期間(長く運用されているか)などいろいろな基準があります。
自社サイトのドメインパワーがどれほどかは、
パワーランクチェックツール
https://www.ispr.net/
というサイトでURLを入れて簡単にチェックすることができますのでよかったらやってみてください。
②EAT
EATとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の3つの概念の略です。
E-A-Tが高ければ、そのWebサイトやページの品質評価が高まります。
一つの内容に特化したWebサイトかどうか。
その分野についてどれだけ詳しく、また正確な情報なのかという点が大事であり、その分野で知名度・権威性を有する人物の発信ほど評価が高まります。
なので現在は、Webサイトの運営者情報やプロフィールページを充実させ、見る人の不安を軽減させることが大切と言われています。
③サイト内でのユーザー行動
サイトに来てからのユーザーの行動。
どれだけいろいろサイト内のページやコンテンツを見たか(回遊率)、ユーザーに対して役立ってるか?使いやすいか?という点で評価されます。
数字の上では直帰率・滞在時間・再訪率などに表れてくる部分であり、この数字を向上させていく必要があります。
④コンテンツ内容
少し前だといいコンテンツ(記事内容)さえ作ればGoogleは評価してくれて検索順位を上げてくれるという風潮がありました。
いまももちろん良いコンテンツを作るのは大事なのですが、最近では、その前の段階として、①、②がある程度しっかりしていないと、どんなに良いコンテンツを作っても上位表示を勝ち取ることは難しくなっているようです。
特にYMYL領域(お金や健康に関わる領域)ではこの傾向が顕著に現れます。
まとめと感想
2022年1月現在のSEO対策においては、この大きく4つの点が重要とされているわけですが、個人的な感想として、競合ひしめく中の小さな会社さんや個人事業主さんは、以前よりさらに検索上位を目指すのが難しくなっているように感じます。
今後は自社の希少性・特異性を磨きこんだ上で、ピンポイントで発信内容をより絞り込んでいけるか、またそもそもの話になってしまいますが、SEOのみに頼らず他のプラットフォーム(SNS、YOUTUBEなど)や、リアルでの施策をいかにうまく利用できるか、互いを絡ませていけるかというのも考えなくてはいけない時代になっているかと思います。